一般人ドッグホスト dog huggy について
こんにちはofficedogです。
都内でペットを預かってもらう際に感じたのは「ご近所さんに頼みにくい」ということでした。
私はイギリスのロンドン郊外のとある住宅街に住んでいましたが、夜19時くらいからたまに隣人を招いたり招待されたりと軽いパーティがありました。その流れでペットたちとも交流します。中型〜大型犬が多かったかな。
ご高齢で在宅の方には、たまに子供や犬の面倒をしばらく見てもらったり、逆に預かったりということは珍しくなかったです。
そんななか、日本に戻ってしばらくは都内のペットホテル ( ※ 世界的にも劣悪な環境であることを後ほど知りました ) を利用していましたが、ご近所さんとの関係構築を始めつつも、なかなか、預かりのokを頂けません。
その理由として、挙がってきたのは下記の様なものが多かったです。
① 何かあった際の責任が取れない
② 面倒のみかたが分からない
③ 身動きが取れない
④ 噛まれたら困る、汚い
そうした難しい問題に取り組んでいるのが、「DogHuggy」というペットホストのマッチングサービスです。
こちらは、預けたい飼い主と、一般人のペットホストとをマッチングするサービスです。獣医師のサポートもあります。オンライン説明会もやっているので、詳しくは問い合わせてみると面白いです。
お泊まりで一度活用いたしました。ホストの方と事前面談するのですが、安心感のある方でした。まず、ペットホストと知り合いになるというのがよいですね。
また、一般の方でもペットホストになれます。なるには民間資格などは不要なようですが、一定の基準をクリアする必要があるようです。きっと、イギリス人だったら誰でもできるくらい、日本は遅れている…!
ホストは謝礼が受け取れますし、寄付にもできるようです。子育てシェアリングのアズママと似ている気がしますね。動物取扱業的にOKなのかどうかという適法性の解釈については、下記で言及されているようです。既存競合(ペットホテル業)から激しい反発がありそうですが、世論の動きにも注目したいですね。
日本人はとにかく「責任の所在」を明確にしたい気質があると個人的に思うのですが、それを否定するのではなく、うまく責任と負荷を分散させるブレイクスルーになってくれるのでは、と期待しています。
今の所は愛犬家の助け合いというコミュ二ティ形成フェーズのため、先に全国展開しているようですが、ペット無関心層まで広がると、本来の目指すペット先進国への可能性を感じます。